AGAとジェネリック医薬品
AGAの治療にジェネリック医薬品を勧めたい訳
AGAの治療には保険が効かないため、莫大な治療費がかかります。先程、年間約18万円という概算を出しました。この金額は、決して安くはありません。また、ご家族(特に奥様)の同意も得づらいのではないかと思います。
例えば、これが生命に関わる重い病気で「治療しないと死ぬ」という状況であれば、ご家族の方もどんなに生活が厳しくても「支払わない」という選択はありません。しかし、AGAは治療しなくても実生活に支障が出るわけでもありません。ですので「俺はハゲで悩んでいるから年間18万かけて治療する」と奥様に伝えたらどうでしょうか。
「えっ?そんなお金どこから出るの?別に死ぬわけでもないのになんでそんなお金出さなきゃならないの!」と怒鳴られてしまうかも知れません。しかし、当の本人にとってはデリケートな大きな悩みです。「なんとか理解をしてもらい治療を受けたい」、そこでジェネリック医薬品が登場してくるわけです。
前述の通り、ジェネリック医薬品を賢く利用すれば薬代を節約することができます。治療費を抑えることでご家族の同意も得やすいでしょうし、「毎月のお小遣いの中からやりくりして治療費を捻出する」という選択肢も可能となります。
AGA治療薬のジェネリック医薬品ってあるの?
プロペシアのジェネリック医薬品
代表的なAGA治療薬(内服)のプロペシアには、ジェネリック医薬品の「フィンペシア」があります。フィンペシアは、プロペシア同様のフィナステリド1mgを主成分としています。しかし、正確に言えばフィンペシアはプロペシアのジェネリック医薬品ではありません。実はプロペシアの特許が切れるのはまだ先の事で、それまでは特許の関係からジェネリック医薬品を製薬することはできません。
ところが、フィンペシアはインド製の薬剤で、そのインドでは国の法律として医薬品の特許を認めておりません。したがって特許の有効期間を問わずプロペシアと同成分のフィンペシアが生産することが可能となっています。それを、便宜上「ジェネリック医薬品」と呼んでいます。
その他、ジェネリック医薬品ではありませんが、「プロスカー」という薬があります。プロスカーは、プロペシア同様の「フィナステリド」を主成分としています。本来は前立腺肥大症の治療薬なのですが、主成分がフィナステリド5mgですので、プロペシアと同成分の薬となります。
ただし、AGAの治療にフィナステリドを使用する場合1日につき1mgが原則であり、それ以上の服用には、性欲減退や勃起不全などの男性機能低下の副作用が出てしまう恐れがあります。従って、プロスカーをAGA治療薬として使用する場合、必ずピルカッターで5分割する必要があります。1錠を5分割するためプロスカー1錠でプロペシア5錠分を保有していることになります。
また、このプロスカーのジェネリック医薬品に、「フィンカー」があります。フィンカーは、プロスカー同様のフィナステリド5mgを主成分としています。
ロゲインのジェネリック医薬品
代表的なAGA治療薬(外用)のロゲインには、ジェネリック医薬品の「カークランド」があります。カークランドは、ロゲインと同様のミノキシジル5%を主成分としています。
なお、ロゲインではありませんが、同じミノキシジルを有効成分としたものには、「ザンドロックス」があります。特徴としては、ロゲインを遥かに超えた高濃度のミノキシジルを含有していることです。ロゲインを試してみたが思うように発毛効果が感じられなかった方が、ザンドロックスのような高濃度ミノキシジル製品を求める傾向にあります。
追記:ザンドロックスは販売中止になりました。高濃度ミノキシジルの後継薬品としては、ミノキシジル7%含有の「ポラリスNR-08」、ミノキシジル15%含有の「ポラリスNR-09」に人気が集まっています。
また最近では、ミノキシジルタブレット(ミノタブ)と呼ばれる錠剤タイプの内服薬もあり、5mgと10mg共に人気があります。
ミノキシジルタブレット5mg
ミノキシジルタブレット10mg
さて、このページで紹介させていただいたジェネリック医薬品は先発医薬品と比べて、実際どれくらいの価格差があるのでしょうか?次は、「プロペシア」とそのジェネリック医薬品の価格比較をしてみます。






